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かくもうつくし骨なれば いかでたたかでおらりょうか [展 心 徒 然 草]

3688272.jpg 鉄をたたき始めてまだ間もない頃、骸骨ばかり拵えていた時期があった。もうかれこれ30年も前のことである。 3531562.jpg   い時分から骨はとにかく好きだった。少年時代を過ごした仙台の実家は市街地のはずれに位置していたため、通っていた中学へは山ひとつ越えて往かねばならなかった。そんなある日、下校途中の道草ルートに、一匹の行き倒れの犬が静かに横たわっていた。迷わず僕は、なるべく人目に付かない場所へその犬の亡骸を移動させ、何事もなかったように家へと戻った。そしてそれ以来約3年にわたって、白骨化するまでの様子を断続的に観察し続けた。  

然界で自然死した動植物が自然に還るプロセスは、実に興味深く美しい。思えば僕の自然に対する美的関心は、完成した色彩・形態の観察より、形あるモノがその一生を終え、風化してゆくその刹那にのみ見ることができる、様々な階層構造の美しさによってもたらされたのだと言える。言葉をしゃべり始める以前からそのプロセスに非常に関心があったことを覚えている。はじめは目にするあらゆるモノが観察対象だったが、そのうち小動物の屍骸が見せる長期間にわたる劇的変様が僕をトリコにする。ウジがわき虫に喰われ、風に吹かれて雨に打たれ、陽にさらされ、霜にあたって凍てつき、雪にうずまりふたたびすがたをあらわす。季節の移ろいはまさに劇的展開を見せてくれた。そしてついに、あまりにも美しい骨がその終幕を飾るのであった。いつしか僕の人生には骨とめぐり逢うよろこびが定着していた。

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んなわけで鉄をたたくという表現手段を得た僕はとにかく骨をつくりまくったのだった。


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ブログ展覧会 [ギ ャ ラ リ ー]

 堀井健次郎・30数年にわたる作品の一部

 

 

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                        RIGHTING ARM TABLE        1980年制作 鍛鉄・木

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カタカムナvortex [カタカムナ最前線]

アマノウズメにみるVORTEXの渦巻き

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 カタカムナに見る相似現象の発生原理は、外殻・中殻・心核の旋転循環によって生じる。これがいわゆるヤタノカガミであるわけだが、ヒフミヨイムナヤのヤタノカの中心移動の軌跡が、アマナのウズ、すなわちアマノウズメとなる。この単純な旋転循環の軌跡から、ありとあらゆる現象事象を発生させる外巻きと内巻きのシンメトリーなvortexが生ずる。まさにカタカムナの奇跡というほかない。

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植物との相似象はトキの軸をヤタノカのヒに合わせることで簡単に見分けられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 水晶の結晶はヤタノカの引斥力の内角によって生ずる六角形と相似象をなす。


フトタマノミ ミコト フトマニニ [カタカムナ最前線]

 カタカムナ イノチとココロの見取り図

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フトタマノミ ミコト フトマニニ

ご承知のように、カタカムナはヤタノカカミによるマワリテメグル・旋転循環の位相差によって相似相的に森羅万象を発生しているわけですが、アマカムの対向発生が基本構造となるため、一対のヤタノカによる重畳図が必要となります。
この図に示された直線はアマカムのそれぞれのヤタノカから対向するヤタノカの中心を結んだ線を表しています。これはアマカムの間に作用する引力斥力を表す直線となり、あらゆる物理的構造に相似相として現れる基本形態になります。外形の特徴は、不当辺の六角形となり、二等辺三角形二つのシンメトリーな重畳で表されます。とりわけ、複数の線が集中するポイントは、引斥力の集中によるパワースポットとして、自然現象全般の発生形態に支配的相似相を表します。
一方同心円で示された五つの円は、アマカムの対向するヤタノカの中心どうしを結ぶ線を直径とした旋転軌道を表しています。緑色の濃淡の差で表されているのは、ヤタノカの循環の繰り返しによる統計的密度差を示しています。この密度差は巨察的には銀河のような星雲全体や全宇宙球と相似相であり、微視的には素粒子や細胞の構造と相似相になります。これがいわゆるフトタマノミ、すなわちミコト、フトマニとなります。

塩で葉を もみてぞシソの アクを知る [展 心 徒 然 草]

梅干しづくりのキモのキモ

天然文明的食文化にとって梅干しの存在は味噌と共に忘れてはならないモノである。
毎年梅干しを仕込んでいるのだが、梅や塩の効能はもちろんのこと、いっしょに漬け込まれるシソのことについて、ふれてみたい。

うちで仕込んでいる梅干しのノウハウは仙台の実家で祖母に教わったものが基本となっている。祖母は仙台の江戸時代から続いた「塩長」という塩問屋の娘だったことを考えると、相当の年月を経て蓄えられた知識であったと思う。

三年前から使用しているシソの葉は、祖母の教えであった赤じその葉から、近隣の農家の栽培するカタメンジソ(表が緑、裏が紫)に変更している。生産者の農家に紀州の梅干し屋が使用している品種だと聞き変更したものだが、香りがすこぶる良い。

まず枝についたまま水洗いした後バケツの水にさして一晩おき、葉を乾燥させる。
葉を一枚ずつ丁寧に枝からちぎりとる。
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ここからが肝心の工程となる。アクを抜くのだ。このアク抜きが、梅干しのキモといってまちがいない。梅干しにとって有用な防腐抗菌効果があるシソの成分は、その細胞内に含まれる色素に多く含まれるいわゆる薬効成分であって、篩管導管内に存在する水溶性成分は苦み青臭さが多く、アクとして梅干しの風味を損なう。

ちぎりとったシソの葉に塩をまぶして放置するのだが、乾いた葉には塩がなじみにくいので、呼び水として霧吹きで水を吹き付けて湿らせながら塩をまぶして行く。塩の量は梅干しの塩分に合わせてシソの葉の重量の10%前後使う。ちなみにこの10%という塩分濃度は、シソの抗菌防腐効果を高める濃度として知られている。
この工程で注意しなければいけない要点は、塩のまぶし方である。シソの葉を傷つけたり折れたりしないように、サクサクと持ち上げながら丁寧に塩をまぶして行く。
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塩をまぶし終わったシソの葉は軽くひとまとめにしてしばらく放置する。

葉がしんなりとして来たら、本格的にひとまとまりの饅頭状にしてさらに放置する(約20分ほど)ここまでの工程で一貫して注意しなければならないことが、葉を傷つけないこと。
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饅頭状のかたまりを手で押さえつけて見て、水分がジワーとにじんでくるようになったところでアクを絞り出す。

ここでも葉を痛めないように両手の平ではさんでしぼれるくらいの量ずつ思いっきりギューっとはさんでアクを絞り出す。決してもんではいけない。黒いアクが絞り出されてくる。

 

 

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P7120852.jpgひととおり絞り終わったシソの葉は、そのままでも使えるのだが、ここでもう一度すすぎを行う。

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すすぎには梅酢を用いる。去年の残りの梅酢に不足分を今年のもので補充して使う。かたまりになったシソの葉をほぐして梅酢をふりかけ絞れるくらいまで湿らせる。軽くもんでもう一度しぼりとる。これでアク抜きは終了となる。

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P7120864.jpgアク抜きが終わったシソは新しい梅酢でもんで色出しを行う。このときには葉がちぎれないように両手のひらで転がすように挟んで、思いっきり色素を搾り出す。

 

搾り取ったシソ汁は、新しい梅酢をたして梅を漬け込める量に薄めておく。

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漬け込まれた梅をシソ汁につけてから容器に並べて漬け込み、最後に絞ってあったシソを梅酢でほぐしながら、さらに絞りながら漬け込んだ梅の表面に広げてゆく。
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P7130871.jpgさて、後は梅雨が明けたら日干しそして満月の夜干しをおこなって完成となる。


しなやかに 艶めきたりし マムシかな [展 心 徒 然 草]

津久井の中野でマムシと遭った

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ひと月ほど前、測量業者の知人から電話があった。
仲間の水道屋の会社にマムシらしい蛇がいるというのだ。
いって捕まえられないかというので事情を聞くと、スクラップをためておく鉄板でできた箱の底でとぐろを巻いているという。箱の高さは1メートルほどあり、逃げられる恐れはないという。願ってもない好条件といえる。
今うちで使っているマムシ酒もだいぶ薄まってきており、そろそろ獲物はないかと思っていたところに降った話に、はやる気持ちを抑えながら知人に問う。「本当にマムシなのかね?」と。現場は車で15分ほどの距離とはいえ、無駄足は運びたくはない。知人曰く「写真撮って送ってもらうか?」と。
こんな時スマホというのはすこぶる役に立つ。ほどなく送られてきた画像は間違いなくマムシだった。
捕獲道具を急いで準備する。たいていの場合、パイプとひもで事足りる。今回は、直径16ミリほどの鉄パイプと、6ミリの荷づくり用のポリエチレン製よりひもを使った。

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仕掛けはいたって簡単で、パイプの中にパイプの全長の2倍強の長さのヒモを半分におって鉄パイプの中に通し、先端に10センチほどの輪を作る。もう一端は二本のヒモを結んで、引き手とする。
捕らえ方も単純である。マムシの鼻っ先にそーっと輪を持ってゆき、頭が入ったところで一気に引き手のヒモを引いて首を締め取る。
かくしてこのマムシはペットボトルの虜となったのであった。

関連記事 http://labopf.blog.so-net.ne.jp/2009-08-19


天然素材との霊的対面 [展 心 徒 然 草]

鉄を素材として扱う上で、天然態の鉄と対面するという機会はまずない。地上で存在する鉄は、酸化した状態が最も安定した状態であるため、生の鉄にはまずお目にかかれない。

鉱山で採掘される鉄鉱石も素材としてそのまま使うことは出来ない。かろうじて使えるものとして、岩手県の一部で採取される餅 鉄というものがあるが、入手は困難である。その他に、天然素材としては最高度の霊性を持つ隕鉄があるがこれまた一段と入手困難な代物である。

その点鉱物の中でも結晶の石は、そのまま太古よりの時間を閉じ込めたタイムカプセルとしての、際立った霊的バランスを秘めている。

今回出逢ったのはメキシコ水晶の親子二本立ちの逸品であった。

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この 水晶一本の成長にかけられたトキを思うと、その研ぎすまされた霊性にミが引き締まる思いを直感する。仙骨から脊髄をイブキが立ち上るのを実感するのだ。

あらゆる結晶には、相似象として、その中心を貫くトキの流れが封じ込められている。これは物質に宿るイブキ、イノチの流れである。この流れは植物においては茎や幹の中心を貫き、脊椎動物においては、仙骨から脊髄を通って脳髄に至るイノチの流れを派生させている。地球上における霊的波動の主要な成分は、地球の中心の内核を構成している鉄のカタマリから発生している。これは地球の中心から次々膨らむタマとして地表にいたり、宇宙空間へと達している。この膨張軸、つまり垂直方向に物質の霊的発生軸を合わせることによって、物質の持つ霊性は環境の霊的波動と同調して増幅される。

モノには向き不向きというものがあるのだ。そこでこの水晶の向きに合わせたホルダーを造りたくて造りたくてたまらなくなって、預からせてもらうこととなった。

天然素材との霊的対面は、実にエキサイティングな出逢いである。

 


みそ仕込み [天然文明移行計画]

 天然文明的にいってみそづくりは非常に重要な文化的年中行事のひとつである。

材料は豆と麹と塩、そして一番肝心なのが水である。

全ての物質がミタメといって自身の内部に外部からのエネルギーを胎蔵できる。これは水でも同じで、水質として溶け込むものの他に、電気勢力として蓄えられるものもある。昨年より使わせていただいているこの水源は、東京神奈川の都県境、大垂水峠の上からの湧き水で、バナジウムを含有した名水である。

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豆はまる2日水にさらして戻しておく。今回は約20キロの大豆を使用した。

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計量には1升ますを使う。2升づつセイロに入れて蒸しあげる。

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 羽釜とセイロは餅つきみそ仕込みに欠かせない天然文明の利器といえる。                   photo by Keiko Yazaki

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蒸し上がった豆を、うすに移して杵でつく。うすはケヤキ材をチェーンソーでくり抜いて造り、杵はサクラで造ってあります。このうすの周りを回りながら、2人組で豆を杵つきして行きます。今回は、20うすほどつきました。

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つき上がった大豆。豆粒がなくなれば出来上がりです。10分ほどつきました。

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あらかじめ麹と塩をまぜあわせた塩きり麹を用意しておき、こね鉢で手でこねて混ぜ合わせる。

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写真がこれしか無くて申し訳ないが、この後無事みそ玉になりました。             photo by Keiko Yazaki

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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